1947年 GHQ 東京地図 MAP OF CENTRAL TOKYO 工場 状態良好 入手超困難

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GHQが発行した東京都内の地図、MAP OF CENTRAL TOKYO です。多少の部分的な汚れはありますが、切れ、書き込み等も無く、極めて状態は良いです。既に70年以上が経過しており、この状態は奇跡的です。
1952年(昭和27年)4月28日に、サンフランシスコ平和条約が発効して日本の主権が回復するまでは、日本は占領状態で、東京の主要な場所や丸の内のビル等は、全て接収されていました。米軍の使用する日本の地図は 64th Engineer Topographic Battalion で作成されていました。彼らは新宿の伊勢丹ビルにおり、色々な地図を作製していました。この地図も、彼らが作成したものの一つです。
地図には接収していたGHQの施設とその機能、各国の大使館、接収した個人住宅のハウスナンバー等が、手に取るようにわかります。GHQ の帳にはハウスナンバーが記載されていますので、誰が住んでいたか特定できます。裏面に記されている米軍関係者向けの情報も、極めて貴重です。
ちなみに、帝国ホテルも接収されており、GHQ の観光局のような機能を担っていました。薄暗いので通称「モーグ(霊安場)」と呼ばれていたようです。東京駅周辺は「ステーションエリア」。空軍の宿舎は「オールドカイジョー(東京海上)」、女性兵士の宿舎は「ニューカイジョー(新東京海上)」、「アニーパイルシアター(東京宝塚劇場)」、鉄道も RTO として接収、完全に日本では無かったわけです。
占領時代の資料は殆ど残されておらず、戦後史の研究者にとってこの地図は極めて貴重です。おそらく、国立国会図書館にも無いでしょう。日本国内にも無く、もはや値段の問題ではありません。この地図については、私の出品は最初で最後になるとおもいます。
※私は戦後史を研究しており、蒐集した地図を少しずつ整理 しています。CITY MAP CENTRAL TOKYO等、64th Engineer  Topographic Battalionの地図を出品するつもりです。
※当時のカラー写真は、参考として掲載したものです。 Kodachrome のカラーポジです。版権は私にありますので 複製、他への掲載は行わないでください。

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